私の好きな作家に半村良さんがいます。
代表作品に「戦国自衛隊」があり、何回か映画化されご覧になった方も多いと思います。
この「戦国自衛隊」は、大演習を展開していた自衛隊が、突如戦国時代にタイムスリップし、伊庭三尉を中心とする部隊が後の上杉謙信となる武将とめぐり逢い、歴史を変えてはならない行動から一変し、哨戒艇、装甲車、ヘリコプターなどの最新兵器を使い天下を狙い歴史を変える行動に出たが、歴史は見事に修正してしまうという物語です。
最初に出会った作品は「戦国自衛隊」ではなく、「闇の中の系図」です。これは、「闇の中の黄金」「闇の中の哄笑」の三部作です(紹介はまたの機会にしたいと思います)。彼はSF的なものから現代的なものまでユニークな発想と歴史を新角度からとらえた様々な作品があります。平成14年に68歳で亡くなり完成していない小説もありますが機会がありましたら読んで見てください。
岩崎でした。